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ペルシャ

−世界の半分−

イスファハンは世界の半分。

イランイスラム共和国の古都・イスファハンの美しさを、17世紀の人々は、こう称えました。

400年ほど前、たった17歳で即位したペルシャの王は、モスクなどの建築から細密画や絨毯にいたるまで、そのすべてでペルシャ風を表現し、芸術を飛躍的に発展させることに生涯を尽くしました。そして、街全体が王の巨大な芸術作品となったのです。

現在でも、モザイクタイルのモスクが手作業で修復されるなど、当時の栄華をうかがわせる美しさが残され、1979年に世界遺産に登録されています